農林水産省講堂で日本農業遺産認定証授与式が開催され、山形県最上川流域(「歴史と伝統がつなぐ山形の最上紅花」)を含む全国7地域が参加しました。構成する県内8市町及び生産団体が見守る中、協議会会長の吉村知事に対し、吉川貴盛農林水産大臣(吉の士は正式には『土』)から認定証が授与されました。
認定地域プレゼンテーションでは、吉村知事が、山形県内に息づく行事やお祭りと最上紅花の関係、最上紅花が日本の伝統文化の成立に貢献してきたこと、日本農業遺産への認定を地域経済の活性化につなげていくことなどを発表しました。
授与式に合わせて、世界農業遺産用専門家会議の武内和彦委員長の基調講演のほか、7地域の農業システム紹介のパネル展示や、特産品の試食などが行われました。