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世界農業遺産の認定申請に係る現地調査が行われました

山形県紅花振興協議会が世界農業遺産の認定に申請している「最上川流域の紅花システム~歴史と伝統がつなぐ山形の「最上紅花」~」が一次審査を通過し、11月13日に現地調査が行われました。

現地調査には、世界農業遺産等専門家会議委員2名を始めとする調査団が来県しました。紅花を中心とした複合経営を行っている生産者の圃場や、中山間地域において輪作を行っている現地、紅花学習に取組む小学校などにおいて、それぞれの取組みを説明、紹介しました。また、委員には染色用原料「紅餅」づくりや紅花染めを体験していただき、江戸時代と変わらない伝統的な技術への理解を深めていただくことができました。

委員からは、「地元の方々の熱意が伝わり、熱心な地域である」との感想がありました。また、このたびの申請に世界的な位置づけが示された点や、将来の面積拡大の見通しが示された点に評価をいただきました。

令和3年1月に二次審査が行われ、2月には世界農業遺産への認定申請が認められるかどうかが決まる予定です。

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